関節内の動きを整え、可動域を改善する

関節系アプローチでは、動きの悪い関節に対して、関節を動かす際に生じる関節内の小さな動きを考慮した運動を行います。関節内での正常な動きを取り戻すことによって、可動域の改善、痛みやしびれの改善を図ります。
関節内の動きは自覚しにくく、悪い動きをしていたとしても自分で気づくことはなかなかできません。
適切な関節運動が行えるようになると、とても軽い力で体が動かせることを実感できます。
関節調整の効果

- 関節内の動きの正常化
- 可動域の改善
- 痛みの軽減
- 関節の血行・代謝促進
- 関節軟骨の修復促進
- リラクゼーション効果
私たちの全身には約260もの関節があり、球関節、蝶番関節など7つの種類の関節があります。これらの関節が適切に連動して動くことで、いろいろな体の動きを可能にしています。
一つの小さな関節の障害によって、大きな制限が生まれることも稀ではありません。
関節の構造を理解し、適切な動きを引き出すことで、関節の動きを正常化させていきます。
アプローチ方法
関節モビライゼーション

動きが少なくなった関節をリズミカルに動かすことで、関節の可動域を回復させる方法です。関節の構造を意識して行うことで、関節に無理をかけずに関節周囲の靭帯などの組織を柔軟にします。
マリガンテクニック

ニュージーランドのマリガンと言う理学療法士が発展させた施術です。関節を痛みの無い方向に誘導しながら、運動を行う施術です。関節の可動域の改善や痛みの改善を目的に行います。
関節内の小さな動きの悪さで、可動域が大きく制限されることがあります。
本来の関節の動きを取り戻すだけで、症状がすぐに解消される方もいます。